子連れでキャンプするのは大変?知ってると安心 ぶつかる問題点と対策

子連れキャンプしたいけど子供が小さい内は大変なのかな?

こう心配してませんか。
大丈夫!ポイントさえ押さえておけば、
公園遊びの延長としてキャンプすることができますよ!

この記事では子連れキャンプで苦労するポイントをピックアップ。
我が家が実際に大変だったことの詳細と対策をご紹介していきます。

事前に内容と対処を知っておけば、子連れキャンプを躊躇する必要なんてありません!
是非、家族でキャンプを楽しんで下さい。

テントが設営できるか不安

小さい子供を連れている場合、ママは子供につっききりになります。
ということはテントの設営をするのはパパひとりですることに。

初心者の内はテントの設営は何かと時間がかかってしまいがちです。
慣れれば一人でも問題なく建てることができますが、
最初はパパとママの二人で建てた方がスムーズにいきます。

でもママはマンツーマンで子供をみてるので、
ママが手伝うのは難しいです。ではどうするか?

対策方法

・一人でも簡単に設営できるテントを用意する

・事前に公園などで練習しておく

1人でも簡単に建てれるテントはワンポールテント
構造が分かり易く、迷うポイントはほぼないと思います。

テントを購入したらぶっつけ本番ではなく、試しに張ってみるのがいいです。
広めの公園ならテントを広げても特に目立つこともありませんし、
最近は日よけとして簡易テントを張っている人も多いので注意されることもないです。
最低でも1~2回、可能であれば3回建てておけば当日は問題ないでしょう。

子供をみつつ、料理ができるか不安

キャンプ場という慣れない環境の中で子供をおんぶしたまま料理するのは大変です。
こんな時は…

対策方法
料理は作らないで、レトルト&缶詰ですませる

『キャンプ=手の込んだ料理』
このように連想するかもしれませんが、
それは子供が大きくなってからでも十分できます。

子供がある程度大きくなる3歳くらいまでは、
できるだけ料理の手間を減らすように考えて、
心もカラダも、時間も余裕を持たせておくことが大切です。
それにはレトルトや缶詰、冷凍食品を有効的に使っていきましょう。

例えばカレー。
お湯を沸かしてごはん&カレーのパックを温めます。
これなら時間も手間もかかりません。
缶詰だって、お皿に盛りつければかなりおいしそうに見えます。

そういった感じで、いい意味の手抜きをしてみて、
余裕があるようなら一品作ってみる。
こういったスタンスがいいと思います。

子供が虫に刺されそうで怖い

対策方法
・心配し過ぎない

キャンプは屋外のイベントなので、多かれ少なかれ虫は必ず出ます。

キャンプにおいて一番怖いのはスズメバチ。
でも大丈夫。キャンプ場内はしっかり管理されているので、
人目のつくところに堂々と巣が存在することはありません。
あるとすれば、山に入ったところ(一度だけ見たことがあります)
自らそこに行かない限りは問題ありません。

キャンプ場によっては蚊やアブも発生してますが、
過度に気にしないことが一番です。

これは各家庭の子育て方針にも関わってきますが、
刺されて重症化することはまずない(ウチはそう考えてキャンプしてました)

刺されて赤くなって少し腫れることくらいはあると思いますが、
それはキャンプに限らず日常生活の中でも普通に起こることです。

キャンプ場だからといって
特別に害のある虫に遭遇することはないので大丈夫です。

子供が歩き回ってケガをするのが心配

子供は歩けるようになると、好奇心から色々なところに行きたがります。
そして何にでも興味があるので、手にとろうとします。

そんな小さな子供をキャンプに連れていく上で、
特に注意しないといけないことは2つ。

注意点

・ヤケドに気をつける

・川のそばに行かない

ヤケドに気をつける

キャンプと聞くと、『危険な場所』をイメージする人もいますが、
そんなことはありません(笑)
それは無人島のような場所であって、
一般的なキャンプ場は危険はほとんどありません。

でも注意しないといけないのは火傷。
自宅のキッチンは大人の高さに合わせてあるので、
子供が直接火を触って火傷をするようなことはありません。

でもキャンプでは、自宅のような便利さはありません。
テーブルを広げて、その上でお湯を沸かしたり、包丁を使ったりします。
ですので、日常に比べて火と子供の距離が近いです。

また、春、秋、冬のシーズンは焚火をすると温まるし、
子供の経験上もとてもプラスになるのでおすすめですが、
焚火は丁度子供の目線の高さで行うので特に火傷に注意しないとけません。

このように火傷のリスクは日常に比べて高くなるので、
十分注意してあげて下さい。

軽い火傷であれば、火は熱いことを身を持って体験できてむしろいいことかもしれませんが、
酷い火傷になるとそれこそ救急車を呼ぶことになります。

川に近寄らない

そして火傷と並んで注意しないといけないのが川遊び。

川辺のキャンプ場は川遊びができて子供も飽きずに過ごすことができますが、
水難事故には要注意です。川は流れがあるので一瞬で状況は変わります。

次男が2歳の時に浮き輪をつけて一緒に川に入った時の話です。
ボクは顔をつけて川の魚を見てたんです。息が続く間ですから多分10秒くらい。
それで顔をあげた時には次男は隣にいませんでした。

一瞬青ざめましたが、10メートルくらい下流で笑ってました。
浮き輪をしていたので、溺れるといったことはなかったのですが、
流れがあるとほんの少し目を離したすきに流されてしまいます。

ですので、子連れキャンプで川に入る場合、
絶対に、絶対に目を離したらダメです。

子供が夜泣きして周りに迷惑をかけそう

対策方法
車に避難できるように事前に準備しておく

ママにとって子供の夜泣きは神経質になるとこだと思います。
キャンプ場の夜は静かなので、夜泣きは周りに響くのは間違いありません。

同じように子供がいる家庭であれば、それを仕方ないと思ってくれる人もいますが、
大人だけで来てる人は迷惑と捉える人もいます。

かと言って、夜泣きをさせないようにすることは無理です。
なのでもし子供が泣いたら車に入ることをおススメします。
車は遮音性が高いので、窓を閉めてしまえば泣き声はかなり軽減されます。

ですので、いつ夜泣きをしてもいいように
予めシートを倒してベッドにしておき、非難できる体制をとっておくと、
スムーズに行動することができます。

ただ、一つ注意点があります。
これが使えるのは春、秋、冬の3シーズンのみ。
夏は暑すぎて車の中で過ごすのは難しいです。

エアコンをつければ夏でもOKですが、
エンジンをかけておく必要があるので、それはそれで迷惑になります。

ですので、夜泣きをする可能性がある場合は、
真夏のキャンプを避けるか、標高が高い場所にあるキャンプ場を選ぶようにしてください。
標高が高いと夜はかなり涼しいので、車でエアコンをつけなくても大丈夫です。

子供が体調壊しそう

対策方法
キャンプ場近くの病院を調べておく

子供が小さいと急な発熱など、体調不良が心配ですよね。
キャンプ場があるような地域は田舎なので、いざ病院を探すとなれば大変です。
そんな時に備えて、予め診察してくれる病院を探しておくことが大切です。

でも、ただでさえ田舎なので、
その中から土日祝も診察をうけつけてくれるところは少ないかもしれません。
だから、キャンプ場からかなり遠くなってしまうこともあるかもしれませんが、
事前に調べておくと焦らずすぐに行動に移せます。

ウチも長男が生後半年でデビューしましたが、その時は調べておきました。
でもそういう時に限って何も起こんない(笑)

暑いのが不安

対策方法

・真夏のキャンプを避ける

・高地にあるキャンプ場にする

・林間サイトを選ぶ

真夏のキャンプを避ける

子供は言葉が話せないので、
熱中症には十分気をつけてあげないといけません。

特に注意が必要なのはお昼寝。
その際はテントの中で寝かすことになると思いますが、
テントの中は結構暑くなります。

真夏のパチンコ店で車に乳児を寝かせておいて…
のような事故を毎年夏になると耳にしますが、
それと同じことがテントでも起こる可能性があります。

日中のテントの中はそれくらい暑くなるということ。
ですので、夏は避けて春や秋にキャンプをするのも対策の一つです。

高地にあるキャンプ場を選ぶ

標高が高い所でキャンプをするという対策もあります。

気温は、標高が100メートル上がるごとに0.7℃下がると言われています。
なので、標高1000メートルの山にあるキャンプ場だと、単純に7℃下がる計算です。
街が35℃の猛暑でも、キャンプ場は28℃くらいで抑えれるということ。

ただ標高が高い、いわゆる避暑地のキャンプ場は人気が高いので、
早めの予約をする必要があります。

林間サイトを選ぶ

テントを張る場所のロケーションは、海辺であったり、
高台であったり、河川敷であったり、キャンプ場によって様々です。

そんな中でも林間のキャンプ場だと、林の中でテントを張ることができるので、
基本的にずっと日陰になるので暑さ対策になります。

ただデメリットもあって、夏の林間サイトは毛虫が多いんです。
なので、虫がきらいなママだと林間サイトは厳しいのかなと思いますが、
でもカブトムシやクワガタに出会える可能性もあります。

お風呂をどうするか心配

小さい子供がいる場合、お風呂の時間はかなりバタバタして大変だと思います。
それが勝手が違うキャンプ場では更にバタバタします。

ではどうすればいいのでしょうか?

対策方法

・パパとママの連携プレーで乗り切る

・子供はお湯を沸かして沐浴方式で乗り切る

パパとママの連携で乗り切る

大抵のキャンプ場にはコインシャワーが併設されています(お風呂があるキャンプ場もあります)
ただ、一つ一つのブースは狭くかなり窮屈です。
そんな中に子供を連れて入るのはかなり大変です。

特に考えておかないといけないのが、
ママが洗ってる間、子供をどうするか?

自宅のお風呂であればある程度のスペースもあるので、
子供を一時的にそこに置いておいて自分が体を洗うことができますが、
キャンプ場の狭いシャワールームだとそれは難しいです。

ですので、パパがすぐ外で待機しておいて、
子供が洗い終わるとすぐに受け取る。その後にママは自分の体を洗う。
そしてママが出た後にパパが入る…。
といったように連携プレーが必要になってきます。

沐浴方式で乗り切る

子供の体を洗う時は、コインシャワーを使うのではなく、
自分のサイトで済ませるのも一つの方法です。

バケツなどを持参しておいて、お湯を沸かしてそこに入れて体を洗います。
つまり沐浴みたいなものですね。

そして子供だけを先に洗っておいて、
その後にパパとママが交代でシャワーにいく。

自分のサイト内なら、テントも車もあるし、イスもテーブルも出してあるので、
狭いシャワー室で四苦八苦しながらシャワーを浴びるよりも気が楽だと思います。

補足説明
キャンプ場周辺には温泉施設がちらほらあったりします。

そこにいけば気持ちいいお風呂に入れますが、
まだキャンプに慣れない内は、
できるだけキャンプ場内だけで済ませる方がいいと考えてます。

外に出るとどうしても時間がかかってしまい、
夕食や夜の準備が押せ押せになりがち。子供が小さいなら尚更です。

ですので、外の施設にいくのは
キャンプの段取りに慣れてからの方がいいでしょう。

子供とキャンプするなら何歳からがいい?

子供を常に手が届く範囲で見守らないといけない3歳までは
ママは何かと大変だと思います。

それを考えると、キャンプに連れていくのは
3歳以降からがパパもママも楽になっていいかもしれません。
それに、幼少期の記憶も3歳~4歳にかけて発達してくるので、
それ以降のキャンプだと子供の記憶にも残りやすくなります。
そういったことも総合的に考えると3歳からがいいのかなと…。

ただ、子供の成長は早いです。

手が離れたかと思うと幼稚園、そして小学校。
小学校の高学年くらいになってくると、学校行事や習い事などで、
キャンプに行きにくくなってきます。
そう考えると、子供とキャンプを楽しめる期間は長そうで短いものです。

ですので、子供が小さい内は何かと大変だと思いますが、
どんどんキャンプにいって、沢山想い出を作る方がいいと思ってます。

まとめ

ここまで子連れキャンプでぶつかる悩みをピックアップして
解説してきましたがいかがでしたか?

確かに小さい子供がいると何かとバタバタします。
慣れないキャンプなら尚更だと思います。

でもそんなてんやわんやの中のキャンプは必ず想い出に残るはず。
このブログがそんなバタバタ感を少しでも緩和させるお手伝いができれば幸いです。

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