初ファミキャン 最適な時期っていつ?

家族でキャンプしたいんだけど、最適な時期っていつなんだろう?
こう悩んでいませんか?

初めてキャンプをするなら、気候的に大人も子供も過ごしやすい
4月後半~5月、9月下旬~10月がおすすめです。

ただキャンプは、各家庭によって目的や趣味趣向も違うので
気候という点だけで判断するのは難しいものです。

この記事ではキャンプの時期を判断する要素である、
気候、混雑具合、虫の発生、子供の遊びの4つの面でから
キャンプを解説していきます。

※平均気温の数値は東京をベースにしてます。

1、過ごしやすい気候でキャンプしたいなら

気候的におすすめなのは、冒頭にお伝えしたように、
4月後半~5月、9月下旬~10月です。

4月後半~5月は、最高気温が19~25℃、最低が10℃~15℃、
9月下旬~10月は、最高が25℃前後、最低が15℃~20℃で湿度も低く、
日中は長袖一枚でOK。寝る時は防寒対策は必要になりますが、
厳重な対策をしなくても大丈夫なので荷物の量も抑えることができます。

ただ、過ごしやすい気候はみんな好きなので、
連休ともなればキャンプ場がかなり込み合います。

特に5月のGW、9月のシルバーウィークは一年の中でもキャンパーが多い時なので、
予約が取れないこともありますし、
混雑する中キャンプをするので、のんびりできない可能性はあります。

2、虫を避けてキャンプするなら

虫が嫌いな人がキャンプをするなら、
6月、7月、8月、9月、10月、11月を避けた季節がおすすめです。
季節で言うとベストなのは『冬』次いで『春』になります。

キャンプ場には季節を問わず様々な虫が生息していますが、
その中でもキャンプに影響を与える虫は蚊と蛾だと思います。
そして、川辺のキャンプ場にいくならアブとブヨ

蚊はお馴染みなので説明する必要もないかもしれませんが、
主に6月~8月の夏に多く発生します
(最近は気温が高いので5月~10月くらいまで広がっています)

そして蛾ですが、初夏~秋くらいが多いです。
夜になると灯りによってきますが、田舎の蛾は大きいものも多く、
虫が嫌いな人にとってはかなり衝撃を受けるかもしれません。
特に山林のキャンプ場にいくと蛾は多くなります。

あとは、夏に川辺のキャンプ場ならアブとブヨもよく見かけます。
刺されるとあとで痒くなり、数日間は痕が残るので、
これも虫嫌いな人は避けたいところです。

他にも虫は沢山いますが、
キャンプをしていて見かける頻度が高い虫は、
主に今解説した4種類になると思います。

虫嫌いの人にとって冬はベストシーズンですが、
実際この時期にキャンプするのはハードルが高いと言われています。
その理由は防寒対策をしっかりしないといけないから。

寝袋もしっかりしたものが必要になりますし、
テントに敷くマットも薄っぺらいものでは地面からの冷気がすぐに伝わってしまい、
寒くて寝れないということになってしまいます。

一方、3月~5月の春であれば徐々に虫が動き出してくる季節ではありますが、
数は少ないし、気温も上がってくるので冬よりもキャンプしやすいです。
ただ、夜は冬と同様にしっかりした防寒対策が必要になります。

3、混雑を避けてキャンプするなら

混雑をさけてキャンプをするなら、
5月、7月、8月、9月、10月以外がおすすめです。

日本オートキャンプ協会によると、
キャンプ客が最も多いのは8月で、他の月よりも群を抜いて多いです。
あとは5月、7月、9月、10月が同じくらい。
これらの月を避ければ、キャンプ場も比較的空いていて、
予約も取りやすいです。

4月のキャンプは、日中はまだ肌寒い日もありますが、
暖かいと長袖一枚で過ごせる季節です。
緑もキレイで、虫も少なく、キャンプするにはいい感じの季節ですが、
夜は冷え込むことがあるので防寒対策は必須です。
あと風が強いのも4月の特徴です。

6月のキャンプは半袖一枚で十分。
そして夜は寒かった時ように多少の防寒対策をしておけばいいくらいで、
寒さはそれほど気にする必要はありません。

ただ気になるのは雨。
梅雨の時期なのでキャンプ客も少なめです。
あと、日によっては30℃近く気温が上がる日もありますが、
海にしろ川にしろ水は冷たく、泳ぐにはまだ早いはずです。

11月のキャンプはしっかりした防寒対策が必要になってきます。
日中はジャンバーやパーカーで過ごせますが、
夜はダウンレベルの防寒が必須で、寝袋も暖かい寝袋が必要になってきます。
雨も少なく、虫も減っています。

12月~2月のキャンプはキャンパーが最も少ない時期ですが、
キャンプ場によっては閉鎖しているところもあるので事前の情報収集が必要です。

また、防寒対策をしっかりしないといけないことから、ハードルが高めのシーズンですが、
閑散としたキャンプ場はかなりのんびりできるはずです(^^)/

 

注意点
人気のキャンプ場なら繁忙期以外でも混みあってます。
ただ、平日であれば繁忙期、閑散期とわず普通に予約はとれます。
(子供の夏休み期間中の平日は例外)

4、子供の遊びをメインにキャンプするなら

子供の遊びをメインに考えるならやっぱり7月、8月の夏休み期間ではないでしょうか。

熱中症さえ気をつけておけば、どんな遊びもできる季節です。
海も川も暖かくなっているので泳ぐことができます。

標高によっては真夏で朝晩は肌寒くなることはありますが、
基本的に寒くて風邪をひくようなことはないです。

ただ、真夏のキャンプで大変なのは準備、設営、料理、撤収などを
暑い中やらないといけない点。
子供よりも大人がばててしまいそうです(笑)

この時期は大人もお盆休みもあったりするので、
大人と子供の休みが合わせやすいです。だから土日はもちろんのこと、
平日もキャンプ場は込み合っているので、早めの予約が必要です。

注意点
まだ言葉を話せないような小さな子供がいる場合は、
熱中症のことを考えて、この時期のキャンプは避け、もっと涼しい時期にする方がいいと思います。

まとめ

ここまで、キャンプに適している時期を目的別に考えてみましたが、
いかがでしたか?

特にこれといった目的や希望、こだわりがないのであれば、
過ごしやすい気候の4月後半~5月、9月下旬~10月が無難でいいのではないかと思います。

是非参考にしてみて下さい。

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