キャンプでの洗い物はどうすればいい?
こう疑問に思っていませんか?
初めてのキャンプであれば洗い物のことは気になるところですよね。
大丈夫。
この記事では、キャンプでの洗い物についての解説と、
カンタンに済ませるコツを紹介します。
洗い物のコツは細かく言うといくつもありますが、
全て実行するのは大変ですし、そこまでする必要はないです。
ここでは、我が家が考える優先度の高いものから順に紹介します。
もくじ
おさらい|キャンプ場の台所事情
キャンプ場には、基本的に炊事場が併設されています。
野菜を切ったり、洗い物をしたり、歯を磨いたりなど、そこで行います。
そしてキャンプ場によってはお湯が出るところもありますが、
大抵は水だけのところが多いです。
食事の後などは、みんなが洗い物をするので、
炊事場は混みあうことになり、軽い順番待ちができます。
洗剤やスポンジは持参で、
キャンプ場によっては合成洗剤がNGなところもあり、
キャンプ場で指定の洗剤を購入したりすることもあります。
優先度5 キッチンペーパーでふき取る
食べ終わったら洗う前に、
キッチンペーパーやテッシュなどで汚れをふき取っておくと、
洗い物が格段にラクになります。
拭き取ったペーパーは、焚火の時期であればそのまま燃やしてしまいますし、
それ以外の時期では自宅に持ち帰り捨てます。
これは定番中の定番のコツです。
これだけやっておけばOKってくらい最優先でやっておくべきことです。
お金もかからず、特別な道具を持っていくわけでもなく手軽にできるので、
優先度5としました。
優先度4 お湯ですすぎ洗いをする
食事ごとに、お湯を沸かしておき、
食べ終わったお皿に、お湯を少し入れて、ペーパーでふき取ります。
お湯だと油汚れもすぐに落ちてくれるので一瞬でキレイになります。
こうしてお湯で軽く濯いでおいてから、
必要に応じて炊事場でしっかり洗います。
ウチの場合は、お湯で濯ぐだけで終了にすることも多々あります。
お湯はそれくらいキレイになるのでホント便利です。
優先度3 ワンプレート皿を使う
洗い物を「ラクにする」のではなく、「少なくする」という発想です。
それにはワンプレート皿を使うのが効率良いと思います。
キャンプに限らずですが、
お皿が増えればその分、洗い物も増えます。
そんな時にワンプレート皿であれば一人1枚のお皿でいいので、
家族全員でも4枚。
これならそれほど手間なく洗うことができます。
ただ、料理によってはワンプレート皿では対応が難しいこともあります。
そんな時は、他のお皿も用意しますが、ワンプレートを使うと、
テーブルの上もスッキリするので、そういった意味でもおすすめです。
優先度2 ラップでくるむ
予めお皿をラップでくるむ方法です。
食後はラップを取り去って捨てる。そしてまた新たなラップでくるむ。
こうすることによって食器洗い自体をなくします。
デメリットとしては、毎回ラップを巻き直す手間が発生すること。
その他は、汁物には対応し辛かったり、フォークを使うと穴が開いてしまう点。
この方法はよく災害時の避難場所でのお皿洗いで紹介されています。
ウチはこのやり方はたまにすることはありますが、
頻度としてはそれほど多くはありません。
水が一切使えないという場所であればかなり使える方法かなと思いますが、
キャンプ場は水が使えるので、それほど優先度は高くないと考えています。
生肉、生魚などの調理する際に、雑菌や臭い対策として、
まな板にラップをかけるのは理にかなっていると思います。
優先度1 使い捨て皿を使う
使い捨て皿を使って洗い物を少なくする方法です。
食事ごとに使い捨てにすることによって洗い物の量を抑えることができます。
この方法もたまに使うこともありますが、
意外とデメリットもあったりするのでウチでは優先度は最も低いです。
・ゴミが増える
・経費がかかる
・風で飛ばされる
ゴミが増える
毎食使い捨てにすると流石にゴミが増えてしまいます。
ゴミを捨てて帰れるキャンプ場だと問題ないですが、
持ち帰りのキャンプ場の方が多いです。
紙皿はキレイに重ねればコンパクトになりますが、
食事ごとに捨てていくので、ゴミ袋ので中ではバラバラになっています。
そうなるとカサが増えてゴミ袋自体が大きくなってしまいます。
それで問題になるのが帰りの車の中。
ただでさえパンパンに荷物を詰めて来ているのに、
そこにゴミ袋が加わることになります。
無理に押し込むと袋が破れて中身が出てしまうこともあります。
そういったことを考えると、捨てて帰れない場合は
紙皿はそれほど有効ではないと考えます。
経費がかかる
料理によっては深いお皿が必要だったり、大き目のお皿が必要だったりします。
それに合わせて紙皿を買っていると何だかんだで経費がかさみます。
ですので、もし紙皿でいくのであれば、
オーソドックスな手のひらサイズで少し深めのお皿で統一するのがいいと思います。
風で飛ばされる
これが一番大きなデメリットもかもしれません。
紙皿は軽いので風が吹くと飛ばされてしまいます。
キャンプ場によっては、だだっ広い広場のような場所もあり、風通りが良かったりします。
もし風が強いとお皿が飛ばされてしまうことがあります。
中に食べ物を入れていても軽いものだと持っていかれることもあります。
お皿が飛んでも、特に危険ということはありませんが、
テーブルの上、服が汚れてしまうことはあります。
食器洗いにあると便利なアイテム
キャンプでの食器洗いに、もっておくと便利なアイテムを紹介します。
価格としてはそれほど高いものではないので、持っておいてもいいと思います。
乾燥ネット
洗った後の食器をネットに入れて吊るして乾燥させるためのアイテムです。
価格も安いですしかなり便利なので一つ用意しておくといいですよ。
ただ、ネットだけでなく、ぶら下げるためのポールもセットであった方がいいです。
サイトによってはぶら下げる物がないこともあるので、
ポールがあるとどんな場合でもぶら下げれるのでおすすめです。
ポールはランタンをぶら下げるポールを使っています。
水タンク&バケツ
キャンプ場には炊事場が併設されているので、
そこにいけば水を汲むことができますが、
テントを張った場所と近いとは限りません。
そんな時に、水タンクがあると便利です。
最初に水を汲んでおけば、その後はタンクの水がなくなるまで
汲みにいく必要はないので、炊事場までいく手間を省けます。
お湯を一杯沸かすだけなのに、
わざわざ遠くの炊事場まで水を汲みにいくのは
非効率。是非水タンクは用意しておきましょう。
あとは、タンクの水を受けるバケツも必要です。
どんなものでもいいですが、余り小さいものだとすぐにイッパイになってしまうので、
ある程度の大きさのものがいいでしょう。
大きな入れ物
洗い物をする際に、買い物かごのような大き目の入れ物があれば、
そこに洗い物を入れて炊事場まで持っていくことができます。
洗い物が少なければそのまま手持ちで行っても問題ありませんが、
一回で持って行けなさそうな量の場合は入れ物があると便利です。
ウチはキャンプ道具を車に積み込む際に、折り畳みコンテナを使うのですが、
そのコンテナを食器洗いの入れ物として使ってます。
翌日に洗い物をする際の注意点
キャンプでは何度か洗い物のタイミングが回ってきますが、
一番面倒なのは夕食後の洗い物です。
お酒も入ってますし、周りも暗くなってます。
こうなると「明日でいいか」となってしまう可能性は高いです。
それはそれで全然OKですが、野生動物には注意しないといけません。
例えば、BBQをして、お皿をそのまま外に放置しておくと、
夜中に野生動物に荒らされてしまうことがあります。
それを避けるためにも夜をまたぐ時は、
お皿や食材は外に放置するのではなく、車もしくはテントに入れるなどの対策が必要です。
まとめ
ここまでキャンプでの洗い物について解説してきましたがいかがでしたか?
キャンプ場という慣れない環境での洗い物は、自宅に比べると大変だと思います。
でもこれまで解説してきたようなちょっとしたコツやアイテムがあれば
格段にラクになることは間違いありません。
是非、ちゃちゃっと洗い物を済ませて、のんびりする時間を作って、
充実したキャンプを過ごして下さい。
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