ファミリーキャンプ用に、
コンパクトにしまえるイスが欲しいけどどんなイスがいいのかな?
こう悩んでませんか?
収納時のコンパクトさを重要視するなら、
組み立て式の椅子がおすすめです。
この記事では、ファミリーキャンプで使うイスについて、
『収納性』『コンパクト性』に特化して解説していきます。
是非、イス選びの参考にして下さいね。
イスの種類は大きく分けて3種類
一般的に、アウトドアで使うイスは大きく分けて3種類あります。
・組み立てタイプ
・収束タイプ
・折りたたみタイプ
そしてこれらの中で、最もコンパクトになるのが、
冒頭にお伝えしたように、『組み立てタイプのイス』です。
組み立てタイプのイスってどんなイス?
組み立てタイプのイスは近年のキャンプ人気に伴って出てきたイスで、
収納性の他、価格、リラックス、重さなど、多くの点で優れています。
上記の写真は収納袋に入れた状態の組み立て式の椅子です。
中を開けると、フレームと座面生地の2つに分かれています。
フレームはバラバラにならないよう、ゴムが通してあります。
フレームの組み立ては誰でもカンタンにできるようになってます。
フレームを組み立てたあとは座面生地を取り付けていきます。
これも非常に簡単で迷うことはないと思います。
完成です。
組み立て式といっても難しいことはなく、
1分もあれば完成するくらい簡単です。
収納時の大きさを実際に比較してみた
3種類のイスを収納時の状態にして並べてみました。
違いが一目瞭然なのが分かると思います。
更に、見た目の違いを『数字』で表してみました。
たたんだ状態のサイズを測り、収納するのに必要な空間(体積)を
まとめたところ、次のようになりました。
赤字の割合の列に注目してください。
基準として、組み立てタイプを『1』としてます。
収束タイプのイスは3.6となってますが、
これは収束タイプを1台収納するスペースに対し、
組み立てタイプなら3.6台入るということです。
折りたたみにおいては、12.9。
つまり、折り畳み1台の収納スペースに、
組み立て式だと約13台入るということです。
あくまでも計算上での話なので、この通りになるとは限りませんが、
それでもタイプによってこれくらいの収納性の開きが出ることは
イメージできたかと思います。
折りたたみ式にデメッリトってあるの?
『収納性』『コンパクト性』を考えると、
組み立て式は群を抜いてる存在ですが、それ以外はどうなのでしょうか?
座り心地は個人差が大きいので何とも言えませんが、
個人的には『いい感じ』だと思います。かと言って他のイスと大きな差は感じません。
価格の方は、中心価格帯を自分なりに検証してみましたが、
組み立て式が3000円 収束式が3000円 折りたたみ式が6000円
となっていて、組み立て式が特に高いということはありません。
気になるのは、膝の高さ
デメリットと呼ぶかどうか正直わかりませんが、
組み立てタイプのイスは基本的に今流行のキャンプスタイルである
『ロースタイル』に合わせて作られています。
だから、座った際に膝よりもお尻の高さの方が下に来ます。
これによってゆったり座れてリラックスできます。
ですが、テーブル上で食事をしたり、調理したり、何かをする際には、
膝の方が高いとテーブルと身体との距離が開いてしまうので、
収束タイプに比べると使いにくさはあります。
だた、これは組み立て式特有のデメリットというわけではなく、
ロースタイルに合わせてある全てのイスに同じことが言えます。
(ほとんどの組み立て式はロースタイルに合わせてあります)
まとめ
ここまでイスの『コンパクト性』『収納性』に焦点を絞って
お伝えしてきましたがいかがでしたか?
イスに限らずキャンプ用品は、『使う時』よりも、
『使わない時のこと』を考えて選ぶことが大切です。
理由は、倉庫や押し入れに収納してある時間の方が長いことです。
つまり使わない時間の方が圧倒的に長いということ。
どこの家庭でも、収納に余裕はないと思います。
もっと広ければいいのに…、部屋がもう一つ欲しい…
ですので、収納時のことを考えてキャンプ道具を選ぶことは大切です。
是非、この記事を参考にして頂きコンパクトなイスを選んでみて下さいね。
コメントを残す