家族で初めてキャンプするんだけど、
どんなスケジュールをイメージしておけばいいの?
こう疑問に思っていませんか?
初めてのキャンプだと想像つきにくいですよね。
ここでは、我が家のキャンプスケジュールをお伝えします。
選ぶキャンプ場によって条件が違うので、
全部が参考になるわかりませんが、
なんとなくイメージはできるのではないかと思います。
全体のスケジュール
千葉県にある、森のまきばオートキャンプ場にいった時のスケジュールです。
チェックIN:10時~、OUT:15時~
チェックIN・OUTに余裕があるのでお気に入りのキャンプ場の一つです。
本来は10時チェックINなのですが、この時は予約が多く、受付が込み合うことを計算して早めに手続きさせてもらえました。
6:30~出発
9:00~キャンプ場到着、チェックIN
9:30~設営
11:30~昼食準備(焼きそば)
12:30~昼食、片づけ
13:30~自由時間
16:00~薪割り、焚火
17:00~夕食準備(焼肉)
18:00~夕食、片づけ
19:00~自由時間
20:00~就寝
※寒かったので、お風呂はナシでいきました
6:00~起床
7:00~散歩
8:00~朝食準備
8:30~朝食、片づけ
9:30~散歩
11:00~撤収開始
12:00~昼食準備
13:00~昼食、片づけ
15:00~キャンプ場出発
では、もう少し細かくスケジュールをみていきますね。
1日目のスケジュール
出発
いつもチェックINの1時間前に現地に到着するようなイメージで家を出てます。
途中にコンビニによってみたり、トイレ休憩などが必ず入るので、余裕を持って家を出ます。
あとは渋滞。
土日もそうですが、3連休の初日などは必ず高速が渋滞します。
特に朝8時~9時にかけてはかなり込み合うので、それも頭にいれつつ出発します。
あとウチの場合、
食材や飲み物などの買い出しは前日の夜に終わらせてしまうので、
途中でスーパーに寄って何かを買うことは、忘れ物をした時くらいで、
基本的にはキャンプ場に直行します(道具の積み込みも前日終わらせます)
それよりも時間を優先させるために前日に買い物をしてます。
チェックIN
料金を支払い(現金)、注意事項などを聞きます。
5分もあれば手続きは完了します。
※キャンプ場は現金決済が主流なので必ず現金を用意しておいて下さい。
今回のキャンプ場はフリーサイトなので、
テントを張る場所は自分で決めます。
炊事場やトイレとの距離、眺め、周りのキャンパー、地面の傾きなどを考えつつ
場所を決めていきます。
あまり近すぎると人の往来が激しく騒々しいかったり、
臭いが届くこともあるのでその辺りは注意です。
設営
テントやテーブル、いす、コンロ台など、一通りのアイテムをセッティングします。
子供と遊びながら(邪魔されながら)設営をしていくので最低でも1時間はかかります。
この時、ママは子供にかかりきりになるので、
基本的にパパが中心になって設営を進めていくことになります。
設営の順番ですが、特に決まりはありませんが、イスとテーブルを先に出してあげるとママも子供も座れて、テーブルの上で遊ぶことができるのでおススメ。
その後はテントを張ってそこに荷物を入れる。その後は台所の順に設営していくといいでしょう。
昼食~片付け
この日は焼きそば。
設営後すぐの料理なので簡単なものにしました。
まだ経験が浅い家庭の場合は、昼食は作るのではなく、途中のコンビニでお弁当やおにぎりなどを買っておいて、それを食べるのもいいと思います。
設営の時間がおしてくると子供もお腹を空かせてぐずりだすことがあるので、
慣れるまでは、「簡易的」に済ませるのがおススメです。
キャンプ場には炊事場があるので、そこで食器を洗います。
このキャンプ場は炊事場に湯沸かし器があり、お湯がでるので洗い物する時にはかなり助かります。
(お湯が使える出るキャンプ場は稀です)
洗い終わった食器はタオルで拭いたり、
食器ネットに入れたりして乾燥しておきます。
自由時間
設営や昼食でバタバタしましたが、ここでやっと自由時間です。
この時はキャンプ場内を散歩して動物にエサをあげたり、
ストライダーを走らせたりして過ごしました。
ちなみに、ウチの小僧(長男)はインドア派。
散歩はいかず、ずっとテントの中で過ごしてました(笑)
夕食にこだわり料理を作るなら、この時間で仕込んでいくことになります。
キャンプ場の外に出ることも可能です。
近くに遊び場があることも多く、外出する家族もよく見かけます。
ただ外出した方が、時間がおしやすくなるので、
もし手の込んだ料理を作る予定なら早めに戻ってくるように意識しておいた方がいいでしょう。
もちろん外で食べてくるのもいいと思います。
薪割り、焚火
子供とキャンプ場内で薪ひろいをして焚火をしたかったのですが、
いい感じのものが見つからなかったので受付で購入。
2束購入して1200円(600円×2)でした。
(どこのキャンプ場も薪はだいたいこれくらいの値段です)
その後は薪を更に細く割っていきました。
そのままでも燃えるのですが、細い方が火が付きやすいです。
その後は、ファイヤースターター(摩擦で火花を起こす)で着火。
普通に着火マンで火をつけた方が断然早いですが、
「子供の経験」ということで、敢えてファイヤースターターを使いました。
小1時間ほど焚火で遊んで夕食準備に入りました。
この時のポイントは陽が落ちる前に、ランタンを用意したり、夕食の環境を整えたりすること。暗くなってしまうと見えなくなり余計な時間がかかってしまいます。
夜ごはん
外は寒かったので、準備も食事もテントの中ですることにしました
(ケースバイケースです。暖かければ外で食べます)
メニューは、小僧の好きな鶏のから揚げと、焼肉です。
でも、カミさんが油を忘れてしまい、マヨネーズをフライパンで溶かしてなんちゃって油で揚げました(笑)
これでも美味しいと食べてくれたのでよかったです。
焼肉は、炭火でやらずにカセットコンロに焼肉プレートを設置して行いました。
炭火も好きですが、最近ではもっぱら専用プレートでやってます。
そして面倒なのが、夕飯の片づけです。
外は暗いし、寒いし、アルコールも入ってるしで、洗い物をするのはちょっと…
そんな時は取り敢えず外に出しておいて、翌日の朝食前に洗い物をします。
この日もそうしました(ウチはこのパターンをよくします)
洗い物を外に出しておく時は、そのまま放置すると夜に動物などに漁られることもあるので車に入れておくのがベスト。ゴミ袋などの大きなビニールに入れておけば、臭いも車につかないので安心です。
仕方なく使う時には火傷と一酸化炭素中毒には要注意です。
テントの窓を解放して換気できるようにしておいて下さい。
就寝
普段の生活では20時に子供を寝かせているので、キャンプでもそのリズムは変えず。
でも小僧はテントの中だからか、少し興奮気味でなかなか寝付けなかったようです。逆にビースケは昼間いっぱい遊んだせいか、夜ごはん中に寝てしまいました。
どこのキャンプ場も22時くらいが消灯時間です。
中には炊事棟の電気が消されることもあるので、何かするならこの時間までに済ませましょう。
就寝時の外の気温は10℃くらいで、そこから下がっていって朝方は3℃でした。
そして使った寝袋は、
【カミさん&ビースケ】 寝袋(5℃~)/銀マット+電気毛布
【小僧】 寝袋(0℃~)/エアベッド
【父(筆者)】 寝袋(0℃~)/エアベッド
夜中~朝方にかけてはかなり寒く、
防寒対策が不十分だったようです。
子供が風邪ひいてはいけないので、
途中でボクの寝袋を小僧に譲って二重に。
ボクは予備で持ってきていた薄っぺらい簡易的な寝袋で寝ました。
これまでのキャンプでは大丈夫だったのですが、
今回はテントを新しくして、今までのテントよりも広く、天井も高くなったので、
その為、テント内が寒くなってしまったようです。
2日目のスケジュール
起床
夜が寒くてまともに寝れず、6時には外に出て一人で焚火。
でも太陽が出てくると一気に温かくなりました。
キャンプでは陽が昇ってくるとテントの中が明るくなるので、
みんな意外と早く目を覚まします。
ボクは一人でキャンプ場を軽く散歩。
これもいつものパターンです。
朝食
この日は、ホットドッグ(ウチの場合、キャンプに来ると大抵はこれです)
パンはスーパーで買っていきました。
普段の自宅で食べてる朝食と同じで問題ありませんが、
キャンプでは、料理を作る環境が整ってないので、
基本的に手間なく作れるものの方がいいと思います。
ウチはホットドッグ以外だと、ご飯だけ炊いておかずは缶詰で済ませることもありますし、
前日のお肉が余っていればそれをおかずにすることもあります。とにかく簡単に。
朝食後は片づけ。
自由時間
チェックOUTが11時とかなら、朝食後はすぐに撤収を開始しますが、
この時はOUTは15時だったので自由時間が取れました。
カミさんとビースケが動物のえさやり。ボクは徐々に帰りの支度。
小僧はテントの中でゴロゴロ(インドア派ですから)
そんな感じで過ごしました。
撤収
テントを畳んで、イス、テーブルなども片づけていきます。
ここで大切なことは、テントとタープはよく乾かしてから片付けることです。
どの季節にキャンプをしても、結露や、霜、雨などでテントが濡れてしまうことはあります。
その時に乾かさずにそのまましまってしまうと、
次にテントをを広げた時に「カビ」が生えてしまうことがあります。
こうなると生地が傷みますし、見た目も衛生的にもよくないです。
ですので撤収の際は、しっかり乾かすようにして下さい。
あと、テントは底面もしっかり乾かして下さい。
地面からの湿気が必ずついています。
乾かし方ですが、テント内の荷物を全て出して空の状態にしてそのまま放置。
天気がいいと何もしないでも十分乾きます(ウチの場合は1時間くらい放っておきます)
もし現地で乾かせなかった時は自宅に戻ってベランダに干します。
本当は広げる(建てる)のが最もいい乾かし方ですが、自宅のベランダでは難しいと思うので、
物干し竿につるして乾かします。
翌日も休みで天気が良かったりすると、公園にもっていって乾かすこともあります。
それくらいテントをしっかり乾かすことは大切です。
あとキャンプ場を出発する前に、お菓子など軽くつまめるものが余っていたら、
それは別に出しておきましょう。
帰りの道中で食べることができます。
撤収の時に奥にしまってしまうと途中で取り出すのは大変です。
出発
最後に忘れ物やゴミを残してないかをチェック。
特にチェックするポイントは、炊事場とペグ。
食器洗いのスポンジや洗剤は忘れがちですし、
ペグは地面に埋まっているので抜き忘れてしまいがち。
土日祝日は帰りも渋滞するので、
出発前にトイレは済ませておいた方がいいでしょう。
キャンプにいくと、慣れないことや、屋外でのイベントということもあり、
身体は疲れています。
ですので居眠り運転には要注意です。
あと、子供は高い確率で寝てしまうはずなので、タオルなどかける物を用意しておいてあげて下さい。
帰宅~片付け
最もやりたくないのが自宅に帰ってきてからの片付け。
全く楽しくないし、身体は疲れてるし…
ウチは基本的にその日の内にやってしまいますが、
掃除が必要な物があれば翌日に回すこともあります。
キャンプ初心者の人は、
キャンプ用品の収納場所がまだ定まってない可能性もあります。
その場合には、洗い物や、濡れ物だけはその日の内に片付けて、
後のものは翌日以降に回す方がいいかもしれません。
収納場所を確保しないまま、キャンプ用品を自宅に持ち込んでしまうと、
家がゴチャゴチャしてしまいます。
まとめ
いかがでしたか?
1泊2日のキャンプスケジュールを解説してみました。
キャンプ場によってIN・OUTの時間が異なるので参考になるか分かりませんが、
少しでもイメージして頂けたら幸いです。
我が家は、キャンプ場に滞在する時間をとにかく長くとることを最優先にしているので、
行ってみたいキャンプ場よりも、IN・OUTに余裕があるキャンプ場を選んでいます。
そして、買い出しも、積み込みも当日ではなく前日が基本です。
こうすると、キャンプ場に滞在できる時間を多く取ることができます。
コメントを残す