初めての子連れキャンプ
どんな過ごし方をすればいいのか分からない…
こう悩んでませんか?
キャンプ場での過ごし方は、
キャンプ場のロケーションによって大きく変わってきます。
この記事では、キャンプ場のロケーション別に、
過ごし方や遊び方、そして注意点などを紹介していきます。
ぜひ参考にして下さい。
もくじ
キャンプ場のロケーション
キャンプ場は様々な場所にあります。
代表的なところでは、
・海のそば
・川のそば
・山の中(林の中)
・大きな広場
・湖のそば
どのキャンプ場も、だいたいこんな感じの場所にありますが、
ロケーションによって過ごし方や遊び方は変わってきます。
海のそばのキャンプ場
キャンプ場の特徴
多くのキャンプ場は山にあることが多く、
海の近くというのはそう多くはありません。
都心部に比べて海エリアは気温が多少下がるので、
真夏でも意外と過ごしやすいこともありますが、
日によっては風が強かったり、湿気が多いこともあります。
子供の過ごし方
夏であれば海水浴がメインの遊びです。
大抵はすぐキャンプ場の近くに海水浴場があるので、気が向いた時に泳げて、
疲れたらすぐに戻ってくることができます。
小さい子供であれば波打ち際でちゃぽちゃぽするだけでも楽しいですし、
砂山を作って遊ぶのもいいでしょう。
砂を掘ると小さな生き物も出てくるので、
それを観察するのも面白いと思います。
注意点
海で遊ぶ際の一番の注意点は、沖へ流される、溺れること。
これは細心の注意が必要です。
あとは日焼け。海は直射日光がそのまま当たる上に、
水面からの照り返しも強く、上から&下からのダブルで日焼けしてしまいます。
加えて、潮風が皮膚の脂を吸い取って乾燥させるので、
皮膚バリアがない状態で日焼けすることになります。ですので日焼け止めは必須。
海水浴シーズンの終わりにも注意しましょう。
海水浴場のシーズンは子供の夏休み期間だけです(早い所ではお盆明けまで)
それを過ぎるとビーチの監視員の人は居なくなります。
海水浴場が閉鎖されてもそこで泳ぐことはできますが、
周りに助けてくれる人はいなくなるので、特に注意しましょう。
川のそばのキャンプ場
キャンプ場の特徴
川近くのキャンプ場は避暑地として人気があります。
テントは川のそば木陰に張れるこども多く、
熱中症対策にもおすすめです。
ただ、キャンプ場自体が大きく開けた場所にあるわけではないので、
ボールなどの飛び道具を使った遊びはやりにくいかもしれません。
子供の過ごし方
子供の遊びは川遊びがメインになります。
川の中の魚を観察してもいいですし、
浮き輪に乗って流れるのも面白いでしょう。
また釣りをしている人も見かけますが、
みんなが遊んでいる場所で釣りをするのは難しいので、
少し離れた場所にいってすることになります。
注意点
最も気をつけないといけないのは、流されること。
川は流れがあるので、一瞬で流されてしまいます。
ですので、子供と一緒に川に入る時には、
絶対に目を離さないようにしてください。
以前、2歳の子供に浮き輪をつけて一緒に川に入った時の話です。
水深は大人の腰くらいなので1メートルくらいでした。
水中眼鏡を使って川の中の魚に見入ってました。
時間にすると10秒くらいでしたが、顔をあげるとついさっきまで隣にいた子供がいません。
一瞬青ざめましたが、10m下流でプカプカしてました。
このように、川は流れがあるので『ほんの一瞬』が命取りです。
十分注意して下さい。
山の中(林間)のキャンプ場
キャンプ場の特徴
山のキャンプ場に多くみられるロケーションで、
木に囲まれた中にテントを張ります。
常に木陰の状態が続くので、
真夏でも涼しく比較的快適にキャンプできます。
子供の過ごし方
森の中、林の中でキャンプをする場合は、虫遊びが楽しいと思います。
カブトムシ、クワガタなど、子供にとってワクワクするような虫も珍しくありません。
また、木をつかってハンモックを張るとか、スラックラインで遊んでいる家族も見かけます。
スラックラインとは?
木と木の間に平べったいロープを張り、
その上をバランスを取りながら歩く遊びのこと
注意点
山(森、林)に囲まれたロケーションなので、陽が沈むのが早いです(暗くなるのが早い)
山は虫の宝庫ですが、毛虫や蛾も多いのです。
木の上から毛虫が落ちてきてテントに当たるなんてことも普通にあるので、
その辺は頭に入れておいて下さい。
大きな広場のキャンプ場
キャンプ場の特徴
開けた場所にあるキャンプ場は開放感が抜群です。
フリーサイトの場合が多く、スペース的にも区画サイトに比べると
余裕を持ってテントを張ることができます。
子供の過ごし方
だっだっ広いので、他のキャンパーに迷惑をかけることなく
思いきり走り回ることができます。
ボール遊び、シャボン玉、凧揚げ、ラジコン(禁止のキャンプ場もあります)、
夜は星空観測してる家族もいます。
注意点
ロケーション的に遮るものが何もないので、
風、雨、日光の影響をもろに受けてしまいます。
ですので、日よけとしてのタープは必須。
そして強風に備えて、テントのペグは長くて抜けにくいものを用意しておく方がいいです。
あまりに広いキャンプ場だと、テントの場所が分からなくなる可能性もあるので、
目印などを決めておいて迷い子にならないよう工夫してみるといいでしょう。
湖のそばのキャンプ場
キャンプ場の特徴
開放感がある眺めで、幻想的な雰囲気を味合うことができるのが魅力のロケーションです。
湖畔のそばにある林間にサイトがあることが多く、テントから湖までちょと歩く程度です。
標高的にも高い場合が多く、気温の上昇を抑えてくれるので、
暑さを避けてキャンプすることができます。
子供の過ごし方
湖を利用しての遊びが楽しめます。ボート、カヌー、カヤック、釣り。
その他、湖周りをハイキングする人も多いですね。
湖畔は開けてますが、基本的に山の中になるので、
虫も多く、カブトムシなどの大型の虫も期待できます。
夜は天体観測も楽しめます。
注意点
湖エリアは、水によって空気が冷やされるので、その周辺は気温が下がりがちです。
ですので、夏でも朝晩は冷え込むこともあるので、防寒対策をしておきましょう。
また、開けている場所なので、風が通りやすく強い時にはテントがもっていかれるので、
強風に耐えれるように太くて長いペグを用意しておきましょう。
テントやタープで過ごす場合
キャンプにいくと、外で元気に遊ぶ時間もありますが、
テントやタープの中で過ごす時間も同じくらいあります
特に子供が小さいと、外で遊ぶよりもテントの中の方が長いこともあります。
そのような場合に備えておくことも大切です。
その際には、お絵描き、物作り、料理、トランプ、オセロ、オモチャなど、
自宅で遊ぶのとまったく同じ感じで問題ありません。
ただ、季節やテントサイトのロケーション的に、テントの中がかなり暑い場合があるので、
そこは十分注意して下さいね。
夜の過ごし方
ロケーションによって遊び方が変わりますが、それは日中の話。
夜の過ごし方はどこでキャンプをしても基本的に同じです。
そして夜のおすすめは焚火。
真夏は暑くてできないかもしれませんが、夏以外だと焚火は最高の遊びになります。
焚火をしながら家族で団らんするのもいいでしょう。
長い棒にホットケーキを塗って、ぐるぐる回転させながら大きくしていき、
バウムクーヘンを作るのも楽しいです。
焚火自体が一つの遊びなので、
その場所にいるだけで子供にとっていい経験になります。
以前、ボクたちの向かい側にテントを張っていた家族が焚火をしてました。
子供たちはテントで中でポータブルゲーム機。大人が外で焚火。
しばらくすると子供たちが出てきて、こんどは焚火のそばでゲームをし始めました。
でも少しするとゲームをやめて焚火にシフトしてました。
ただ単にゲームに飽きただけかもしれませんが、
焚火には人を引き付ける何かがあると思ってます(^^)/
まとめ
ここまでキャンプ場のロケーション別に
子供の過ごし方を解説してきましたがいかがでしたか?
もちろん、説明した限りではなく、
アイディア次第ではいくらでも遊びは増えていきますが、
キャンプ場のロケーションによって、できる遊びはある程度決まってきます。
ですのでそっちを中心に解説してみました。
ぜひ参考にして頂き、
子供だけでなく、大人も楽しいキャンプを過ごして下さいね。
でもこの浮き輪は普通の浮き輪に比べて重心が高くなってしまい、
その分ひっくり返り易い構造になっています。
そして一度ひっくり返ると、
脚の自由が制限されてることによって元に戻るのが難しいです。
ですのでもし使う際には子供から目を離さないようにしましょう
コメントを残す