家族でキャンプするのに、どんなイスを選べばいいの?
こう悩んでませんか?
結論から書くと、
収束タイプのイスがおすすめです。
この記事では、イスを種類ごとに分けて
特徴とメリット&デメリットを解説&数値化してお伝えしてます。
キャンプブームによって沢山のメーカーが参入していて、
選択肢があり過ぎて選べないという状況かと思います。
この記事を読み終わる頃には、きっといい意味で選択肢が狭まって、
どれにしようか悩む時間を節約できるはずですよ。
※数値化は経験と主観で行ってます
イスは大きく分けると3種類
アウトドア用のイスは大きくわけて次の3種類に分かれます
・収束タイプ
・折り畳みタイプ
・組み立てタイプ
それぞれ特徴があり、メリット&デメリットも変わってきます。
下記に3種類を数値化して表にまとめました。
価格…商品をランダムに見ていき価格を平均化したもの
収納性…収納時のサイズ
重さ…製品の重さ
手軽さ…収納状態からの広げやすさ
使い勝手…キャンプに限らず、他の場面(公園、運動会など)
総合的に考えて使いやすいかどうか
収束タイプ
最も一般的なタイプのアウトドアチェアで、
ホームセンターなどでも購入できます。
広げる際は傘を開くようにイスを広げて使います。
価格はピンキリですが、中心価格帯は3000円位。
メーカーによっては1000円で購入もできます。
収納時もコンパクトになり自宅でも車内でも
ちょっとしたスペースに入れることができます。
座り心地は個人差が大きいので敢えて数値化はしてませんが、
個人的には、収束タイプの座り心地は「フツー」だと思います。
折りたたみ型
パタンと折りたたむシンプルな作りになってます。
フレームの素材が「アルミ」か「スチール」かで重さが全然変わってきます。
アルミならかなり軽くなりますが、スチールだとそれなりに重くなります。
広げる時もしまう時も、手軽でカンタンですが、
コンパクトさに欠けてしまうので、
収納場所をちゃんと確保する必要があります。
価格は3種類の中で一番高く、
中心価格帯は6000円位。
座り心地は「GOOD」だと思います。
組み立てタイプ
最近流行のロースタイルキャンプと共に出てきた新しいタイプのイス。
フレームと座面を分離できるのが特徴。
メリットは何といっても収納時にコンパクトになること。
3種類の中でも圧倒的に小さくなります。
フレームを分解することによって小さいサイズを実現しているイスなので、
逆に言うと、使う時には組み立てる必要があります。
組み立てに多少時間がかかりますが、組み立ては誰でもカンタンにできます。
このタイプのイスは、構造的に座った際に
お尻より膝の方が高くなるように作られている場合が多く、
ゆったり座れてくつろげます。
ですが、食事などテーブル上で何かをする際には、
テーブルとの距離が遠くなってしまうので、収束タイプに比べると使いにくさはあります。
中心価格は3000円位。
メインのイスにするのではなく、
食後ののんびりタイムなどでくつろぐ時に、
サブのイスとして考えておくのがいいかもしれません。
実際に並べてみた
我が家にある3種類のイスを並べてみました。
広げた際の大きさはそこまで変わりませんが、
収納時(畳んだ時)のサイズはかなり違うのが一目でわかると思います。
3つの中でおススメはどれ?
これから家族でキャンプを始めるなら、収納、使い勝手、価格などをトータルして
大人も子供もまずは『収束タイプ』で様子を見てみるのがいいと考えます。
収束タイプの中には座面の高さがスタンダードのものとロータイプのものがありますが、
おススメはスタンダードのタイプです。
もしロータイプイスだと、対応するテーブルがローポジションのものに限られてきます。
でもスタンダードのイスだと、テーブルはハイとローの両方に対応させることができます。
価格帯はどれくらいのものがいい?
価格はピンキリですが、安価なもので全然問題ありません。
メーカーにこだわらないのであれば1脚1000円くらいで買うこともできます。
キャンプ道具の中でもイスは最も劣化のスピードが早いです。
立ったり座ったりを繰り返し、体重を支えてくれるアイテムなので、
どうしても傷みやすく、使っていると必ず壊れてきます(といってもそれなりに長持ちします)
ですので、『イスは消耗品』ということを頭に入れて、
まずは安価なものでテストしてみるといいでしょう(ホームセンターでOK)
最初はできるだけお金をかけず、シンプルにキャンプをはじめてみて、
慣れてきたら欲しいアイテムを買い足すという流れがおすすめです。
組み立てタイプはサブとしておすすめ
収束タイプとは別に、
組み立て式を大人の分だけ持っておくのもいいと思います。
組み立て式は食事中はあまり使い勝手がよくないですが、
食後のリラックスタイムには重宝します。
それに組み立て式はかなりコンパクトに収納できるので、
1つ2つ増えてもそれほど問題にはならないと思います。
背もたれが頭まであるハイバックタイプがおすすめです(下記の画像はスタンダード)
まとめ
ここまで、イスの選び方について解説してきましたがいかがでしたか。
イスに限らず、キャンプ道具を揃える際には全般的に言えるのですが、
「使う時」よりも、「使わない時」のことを考えてそろえることが大切です。
つまり、収納性がいいかどうか?
どこの家庭でも、収納がもっと欲しい、部屋がもう一つ欲しい。
こう思って生活してるはずです。
そんな状況の中なので、
キャンプ道具に割けるスペースは限られていると思います。
だから、道具の収納性というのは重要になってきます。
是非この記事を参考にして頂き、
その家庭にあったイスを選んでみて下さいね。
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