ファミリーキャンプの節約術(経費編)

ファミリーキャンプはどこで節約する?

当日の経費編です。
キャンプ当日にかかる費用は、

キャンプ場利用料

飲食費

交通費

雑費

これらがかかってきますが、どこを節約できるか考えてみたいと思います。

この記事では、かかる費用ごとに節約ポイントをまとめています。
大きく節約できることもあれば、ほとんど節約にならない項目もあります。

是非、参考にしていただいて
リーズナブルで有意義なキャンプにして下さい!

1、キャンプ場利用料の節約

キャンプ当日にかかる経費で、最も節約につながるのは
このキャンプ場の利用料だと思ってます。

では利用料をどのようにして節約すればいいか解説していきます。

繁忙期を避ける

多くのキャンプ場は、季節によって利用料が変動します。
一般の旅行と同じですね。繁忙期には価格が高くなり、閑散期には安くなる。
キャンプ場も観光業と近いところがあるのでこういったシステムをとっています。

一年を通じて最もハイシーズンなのが7月中旬~8月の子供が夏休みの時期。
キャンプ人口が最も多いこの時期は利用料金も一番高くなる傾向があります。
また、夏休み以外にもGWや3連休も繁忙期に設定してあることが多いです(キャンプ場によって異なります)

例えば、ボクの住んでる関東圏にある人気のキャンプ場では、
オフシーズンが利用料4000円に対し、ハイシーズンでは8000円。
このように2倍の差が出るキャンプ場は珍しくありません。

ですので、利用料を節約するなら、
繁忙期を避けてキャンプをするか、料金が変動しないキャンプ場を探すのが、
節約につながります(節約というか、余分に払わないといった方が正しいかも…)

無料のキャンプ場を利用する

数は少ないですが、探すと無料のキャンプ場は存在します。

利用料が無料になるとかなり大きな節約につながりますよね。
ハイシーズンだと1万円くらいする利用料が無料ですので、
これほど節約になることはありません。

ただ…やっぱりいいことばかりではなく、デメリットもあります。

こういったキャンプ場、一応管理は自治体がしてますが、『キャンプ場』というより、
大きな公園の一角に、『テントを張ってもOKなエリアが存在する』
いった感じです。

ですので設備も最小限で、トイレの清掃状態も決していいとは言えない所が多いです。
炊事場もただ水道があるだけの場所もありますし、中には水は持参(井戸水で、飲用不可のため)そそんな場所もあります。

また管理が緩く、マナーが悪いキャンプ客が集まりやすい傾向もあります。
よく言えば『自由度が高い』 悪く言えば『無法地帯』 これも特徴の一つです。

もしこういったキャンプ場を利用するなら
そのことを頭に入れておかないといけません。

利用するには届け出(メール、電話、FAX等)が必要なことが多いですが、
届け出なしでテントを張れることもあります。

自治体管理のキャンプ場を利用する

自治体が管理してるキャンプ場というものがあります。
先に紹介した無料のキャンプ場とは少し違って、
『○○市青少年野外活動センター』などの名称で運営していることが多いです。

このような公共のキャンプ場は、
無料、もしくは格安の料金でキャンプすることができます。
主に小学校の野外活動で使われている場所で、
上記の無料キャンプ場に比べると管理が行き届いてます。
トイレもそれなりにキレイですし、炊事場もちゃんと併設されています。

ただ、設備自体は古いものが多く、見た目がキレイとはいきませんが、
それでも機能的には問題なく使うことができます。

でもこのようなキャンプ場にもデメリットがあります。
それは、手続きが面倒だったり、利用するのに条件付きだったりします。

例えば、民間のキャンプ場のように、電話やネットで予約が完了するのではなく、
電話して仮予約して、1週間以内に現地に出向いて手続きしないといけないこともあります。

また利用するには、その街に住んでる、働いている、小学生とその両親のみ利用、
飲酒不可、といった条件があったりします。

このように自治体管理のキャンプ場は条件があるので、
誰もがすんなり利用できるわけではないのですが、
格安で、設備もそれなりに整っていて、わざわざ遠くまでいかなくても
キャンプができるというメリットもあります。

2、飲食費の節約

飲食費は、本気になればそれなりの節約できますが、
やり過ぎるとテンションが下がってしまうのでそこは気をつけないといけません。

カンタンに節約できるもとして例えば、飲み物。
大人はビールを飲む人が多いと思いますが、
それをビール→発泡酒にかえる。これだけで1缶あたり半額になります。

その他、BBQを牛肉を使わず豚肉だけでするとか、
カレーならレトルトにするとか、子供の飲み物は家からお茶を持参する…など。

このように徹底すれば一応節約にはなりますが、
先にお伝えしたように、やり過ぎには注意です。

やっぱりキャンプでの飲食はメインイベントでもあるので、
ケチケチすると楽しさも美味しさも半減してしまいます。

ウチの場合だと、真っ先に発泡酒にします。
(特にお酒にこだわりなし、飲む量も少ない為)
他は、出発前におにぎりを作って、
それを朝ごはんとして車の中でみんなでつまみながらいきます。
こうすることで、コンビニであれこれ買うのを節約できます。

現地にいってからの料理は特に節約は考えないようにしてますが、
かといって特段豪華にすることもありません。

余談
以前、バックパックを背負って北海道を回ったことがありました。

その時はキャンプ場を転々としながら回ったのですが、
目的はキャンプを楽しむのではなく、『北海道を回る』ことだったので、
食事は至ってシンプル。レトルト中心にあとは缶詰系が多かったですね。

でも缶詰も十分美味しいし、盛り付け次第で豪華にも見えるので、
キャンプの一食の中に入れてもいいと思いますよ~。

3、交通費の節約

交通費の節約とは、高速道路を使わないこと。
これはこれで節約になりますが、正直あまりおすすめしません。

限られた時間の中でキャンプをするので、
キャンプ場に滞在する時間をいかに長くできるか。これが最も優先されるポイントだと思います。

でも高速を使わず下道でいき、結局キャンプ場に到着するのが大幅に遅れてしまった…。
こうなると本末転倒です。

それに行きの道中であまりに時間がかかってしまうと、
運転手はもちろんのこと、乗ってる子供も疲れてしまいます。

子供のテンションが下がるだけならまだいいですが、
そのまま寝てしまい、到着してもなかなか起きず気づけば夕方。
このようになってしまうとせっかくのキャンプが台無しです。

ですので、移動時間はできるだけ少なくして、
早くキャンプ場に到着する。これが大切です。
目安として2時間くらいで到着したいとこですね。

仮に高速代を節約するとすれば、
キャンプ場まで比較的近く、高速を使うかどうか微妙な距離の場合。

このような場合は朝早く出発することによって高速分を補うことができるので、
少しの努力で高速代が節約できていいと思います。

経験談
たまにいくキャンプ場ですが、
高速を使うと自宅からキャンプ場まで1時間半かかります。

それを高速を使わずにいったところ、倍の3時間かかりました。
それによって節約できた高速代は2000円。帰りは高速使いましたけどね(笑)

4、雑費の節約

雑費は、飲食費、利用料、交通費、以外の費用で、
キャンプ場で購入した薪や炭、レンタルしたアイテムなどです。

これら雑費を節約するのは正直難しいと思いますが、
強いて言うなら…

氷は買わない

食材、飲み物を冷やすためにクーラーBOXを使いますが、
そこに入れる氷は買うのではなく、自宅で作って持っていくと多少の節約になります。

ウチの場合、普段飲んでいる1リットルの牛乳パックを捨てないでおいて、
キャンプの2週間くらい前から氷を作り始めます(5月~10月のみ、その他の季節は冷やさないことが多いです)目安として、1泊2日のキャンプだと氷を8キロ分持っていきます。

出発当日は、パックの上からハンマーでたたいてこぶし大の位の大きさの氷にして、
クーラーBOXに敷き詰めていきます(お酒の場合)
食材の場合は、氷は割らずにパックのまま入れておくことが多いです。

これをコンビニで買うと1個1.7キロ(300円)×5個で1500円かかりますが、
自宅で作るとお金はかかりません。

僅かな節約ですが、特に手間がかかるわけでもないので、
冷凍庫にスペースが余っているならやってみてもいいと思います。

ただ、販売されている氷の方が質は断然よく、溶けにくいのは事実です。

発泡スチロールBOXを使う

初期費用編でもお話ししましたが、
クーラーBOXを買うのではなく、発泡BOXで代用することもできます。

ウチは、今はクーラーBOXを持っているので、
追加でBOXが必要な時にしかやってませんが、
クーラーBOXを持ってない頃にはよくやってました。

保冷力は発泡スチロールの厚さによって変わりますが、
1cmくらいあればよしとします(極端に薄いのでなければ問題ないです)

普段買い物をするスーパーで、野菜、果物、肉、魚コーナーのスタッフさんに声をかければ
大抵は頂くことができます。

最もおすすめなのは、りんごのBOX。
厚みがあって丈夫な上に、形も正方形で使い勝手がよく、そして匂いがいい。
逆に避けたいのは魚の発泡。サイズは豊富なのですが、臭いが…

忘れ物をしない

忘れ物をしないことは節約につながります。

例えばよく忘れがちなものに、『焼肉のタレ』『カセットボンベ』があります。
これを買いに近くのコンビニやスーパーに入ってしまうと高い確率で他の物も買ってしまいます(笑)

1つ1つは少額なものですが、
こういった細かいものでも多くなればそれなりの出費になってしまいます。

ですので、事前に持ち物リストを作って
忘れ物がないようにすると、無駄なものを買わないで済むという節約ができます。

まとめ

ここまでキャンプにかかる経費の節約について解説してきました。
正直、カンタンにしかも大きく節約できるポイントってないと思います。

キャンプ場の利用料は、場合によっては大きな節約になると思いますが、
日程、距離、予約状況など様々な要因があるので、必ずできるとも限りません。

ですので当日の経費に関しては、
細かい節約を積み上げていくしかないのかなと思います。

かといって、セカセカしてしまうとキャンプが楽しくなくなるので、
バランスを考えて節約するのがベスト。

是非、キャンプも節約も楽しんでいきましょう!

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