ファミリーキャンプにアウトドアワゴンは必要?

ファミリーキャンプにアウトドアワゴンって必要?

こう疑問に思っていませんか?

結論から言うと、荷物を運ぶためであれば…必要ありません。
そうではなく、子供と遊ぶ為であれば、あってもいいかもしれません。

ここ最近、アウトドアワゴンは人気ですよね。
公園にいくと、アウトドアワゴンに遊び道具をいっぱいに詰め込んで
運んでいるパパの姿をよく見かけます。

それにアウトドアショップにしても、ホームセンターにしても、
必ずといっていいほどワゴンは置いてあります。

そんなアウトドアワゴンですが、実際のキャンプでは必要なのでしょうか?
アウトドアワゴンをこよなく愛し、自らカスタマイズする程こだわりを持っている人間として、
アウトドアワゴンの必要性を解説していきます。

どうして必要ないのか?

ファミリーキャンプにアウトドアワゴンが必要ない理由は、
「荷物を運ぶ機会はほとんどないから」です。詳しく説明しますね。

キャンプ場でテントを張る場所は大きく分けて2種類に分かれます。

オートサイト
自分がテントを張る場所に車を横付けして
そのままキャンプができるサイト
一般サイト
テントやタープは張れるが車は横付けできない。
場内の駐車場に車を停める

この2種類に分かれますが、
家族向けのキャンプ場は基本的にオートサイトがメインです。
そうなるとサイトに車を横付けしてそのままキャンプができるので、
重たい荷物を運ぶ必要はないんです。
なので、アウトドアワゴンも必要ないということです。

子供の遊びとしてはあり

荷物運びの為にワゴンは要らないとお伝えしましたが、
子供の遊びとして考えるならあってもいいかもしれません。

アウトドアワゴンは、荷物を積んで運べる作りになっているので、
それなりの重さに耐えることができます(70㎏~100㎏くらいまで)
当然、子供が一人二人乗ってもまだまだ許容範囲の重さなわけです。

もうお分かりですね(*^_^*)

そうです。
子供を乗せて遊ぶ分にはアウトドアワゴンはあってもいいと思います。

子供は男の子、女の子問わず、こういった秘密基地的なものが大好きです。
しかも乗るだけでなく、それが動くとなればそりゃ乗りたがります。
(まあ、引っ張るのは親なんですけどね…)

ウチの場合、キャンプにいくと散歩がてら
他のキャンパーさんのテントやアイテムを見て回るのですが、
その時はワゴンに子供を乗せて回ることが多いです。
子供は「バスごっこ」として楽しんでいるようです。

アウトドアワゴンがあるとこんな遊び方もできるので、
遊びの選択肢が増えます。

こんな家庭にはワゴンはおススメ

キャンプ場で荷物を運ぶという意味では、
アウトドアワゴンはそれほど必要なものではありません。

それにキャンプは頻繁にいけるものではないので、
キャンプだけでワゴンを使うのは費用対効果も悪く、正直あまりおすすめできません。
でも次に当てはまる家庭であれば持ってるといいかもしれません。

普段から公園に遊びにいく(ピクニック)

小さい子供を持つ家庭なら、
普段、公園に遊びにいく機会は多いと思います。
そのようなご家庭はワゴンを一台持っておいてもいいと思います。

公園にいくと駐車場から遊び場まで距離があることがあります。
そんな時にワゴンを持っておくと、イスやシート、遊び道具などを入れて運ぶことができますし、子供を乗せることもできるのでおススメです。

BBQをよくする家庭(したいと考えてる家庭)

テントを張ってキャンプするには、
キャンプ場のように特別に許可された場所でしかできませんが、
BBQだけならできる場所は身近に意外とあるものです。
公園、河川敷など、調べてみると結構でてきます。

でもそのほとんどは、専用駐車場がなかったり、
あったとしても駐車場から会場まで荷物を運ぶことになります。
そういった時にアウトドアワゴンはかなり役にたちます。


以上のようなご家庭なら、ワゴンがあればキャンプ以外にも使い道があるので、
色々役に立つはずです。

注意点① 台車のような耐久性はない

アウトドアワゴンは、色々な物を乗せて運べます。
耐久荷重もメーカーの公表値によると70~100キロぐらいあります。

でも、注意しないといけないのが、耐重性はあっても、
あくまでもアウトドアの場所で使うことを前提に作られているので
一般の台車のような耐久性はありません。

特にタイヤは弱いです。
本来であればタイヤは、ゴムでできているのがベストですが、
アウトドアワゴンのタイヤはプラスチック(ホイールもプラスチック)です。

なので、やわらかい地面の上ならさほど問題はありませんが、
アスファルトの上を走らせてしまうと、すぐにタイヤがすり減ってダメになってしまいますし、
ホイールも長持ちしません(実際に経験済みです)

メーカーによってはタイヤのみを交換できるとこもあるようですが、
全てのメーカーが対応しているかはわかりません。

ですので、もし買うとしても長持ちさせるにも限度があることを
頭に入れておいた方がいいかもしれません。

注意点② もし子供を乗せるなら底板を用意

タイヤの強度もそうですが、もう一点注意しておきたいポイントがあります。
それはワゴンの底に敷く板です。

ワゴンは折りたたんだ状態から広げて使います。
その際に、付属されている底板(折り畳み式)を敷きます。

でもその底板はプラスチックでできているので、
局所的に大きな力が加わると簡単に割れてしまいます。

テーブルやイスなど、
荷物を乗せるだけなら重さは分散されるので割れるリスクも少ないですが、
子供を乗せた場合、立つこともあれば、座ることも、そしてジャンプすることも。
そうなると一点に力が加わり底板が割れてしまいます(実際簡単に割れます)

四つ折りになっているのが付属の底板で、
プラスチックの板が布に包まれています。
見た目ではわかりずらいのですが、右の板が割れてしまってます。

底板が割れたまま使うとワゴンのフレームが歪みやすくなりますし、
生地に穴が開いてしまいます。
ですので、もし子供を乗せる計画があるなら、
底に敷く板を用意した方がいいでしょう。

現在ウチは厚さ12ミリの合板を底面のサイズに合わせて切って、
その板の両面にプラスチック養生をビス打して敷いてます。
(合板&養生はホームセンターで購入)
このように底板が丈夫になるだけで安定性も耐久性も格段に上がります。

でもデメリットもあって、底板は折りたためないので、
ワゴンを使わない時は別にしまっておくことになります(ウチはワゴンも底板も常時車に積んでます)
ですのでコンパクトさには欠けるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

ここまでワゴンの必要性と、注意点を解説してきました。
現在、購入を悩んでいる人の何かしらの参考になれ幸いです。

アウトドアワゴンを使ってみて思うことは、
本来の目的である荷物が運べることはもちろん便利ですが、
個人的には…子供を乗せて散歩できることが一番の魅力かな(笑)

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