春(3~5月)のキャンプってどんな感じ?各月のイメージ丸わかり

春に家族でキャンプしたい!でも春キャンプのイメージが湧かない…

こんな感じで困っていませんか?

この記事では、春のキャンプを3月、4月、5月の各月に分けて、
その特徴や注意点などを解説していきます。

きっと春キャンプのイメージがはっきりしてくるはずですし、
それに伴い具体的な準備もできるはずですよ(*^_^*)

3月のキャンプ

 

季節の特徴

最高気温12℃~16℃ 最低気温4℃~7℃
日の出:6時頃 日の入:17時半ころ

徐々に花が咲き始め、草木も青々してくる時期です。
ポカポカ陽気の日も増えていき、活力を感じることができます。

また、中旬以降は桜も咲き、タイミングによっては、
お花見とキャンプを兼ねることもできる一年の内で特別な季節。

虫が活動し始める時期ですが、
数としては少ないので虫が嫌いな人でも問題ないかと思います。

キャンプでの服装

日中はTシャツとパーカー。
15時過ぎから冷えて来て、夜はダウンが必要なレベルです。

注意点はこれ

この時期、気温は右肩上がりで暖かくなるとは言え、
暖かい・寒いを繰り返しながら徐々に上がっていくので、
防寒対策は必ず必要です(中には雪が降るような寒い日もあります)

日中は暖かくても夜は寒いのでダウンレベルの防寒は必要。
最高気温だけで判断するのではなく、最低気温もしっかりチェックです!

全体的に風が強い時期で、
日によっては嵐のように風が吹き荒れることもあります。
あまり風が強いとテントやタープが建たないし、
体感温度はかなり下がるのでキャンプの中止を検討することも必要です。

子供の遊び

・虫を取って遊ぶにはまだ数が少ない(下旬ころまで待つ方がいいかも)

・風が強いので凧揚げには適している。大きく開けたフリーサイトがあるキャンプ場がベスト

クーラーBOXは必要?

3月は気温が高くないので、
肉や魚などの生もの以外は、特に冷やす必要はないと思います。

またお酒ですが、冷蔵庫から出したものを持って来るなら(すでに冷えてるもの)
日陰においておけば、その日は十分冷たいままです。翌日の分も、
夜になると自然と冷やされるので特に気にする必要はありません。

肉、魚に関してはクーラーBOXが必要。
生ものだけなら量が少ないので、ダイソーなどにある発砲スチロールBOXで代用OK。
そこに、保冷剤(氷)を入れておけば1泊2日であれば問題ないでしょう。

ワンポイントアドバイス

夕方くらいから肌寒くなってくるので、
お風呂(シャワー)も食事も少し早めに済ませて、
その後はテントの中で遊ぶ方が子供の風邪対策になります。
その際は、テントの中で遊べるものを持っていくといいです。
(本、ポータブルDVD、オセロ、トランプ等)

焚き火は暖をとるにも、子供の経験の面からもおススメですが、
テントの中の方が暖かいので、子供の焚火はケースバイケース。
年齢や状況で、その時に判断するのがいいと思います。
(焚火をするなら、火の粉で服が焼けないように注意)

夜は寒いので、暖かい飲み物を準備しておくといいですよ(^^♪

 

4月のキャンプ

季節の特徴

最高気温 18〜20度 最低気温 10〜11度
日の出:5時ころ 日の入:18時過ぎ

一般的に、この時期からキャンプシーズンが始まります。

比較的晴れる日が多く、湿気もなく過ごしやすい。
この時期になると雪が降るくらい気温が下がることもないですが、
強風が吹く日はまだあり、嵐のように吹き荒れる場合はキャンプを見合わせることも必要です。

日中は汗ばむような暖かさになり、
稀に夏日(25℃以上)まで気温が上がる日もあります。
一日の気温差が大きく、日中暖かくても夜はまだ寒いです。

キャンプでの服装

日中は半袖一枚(長袖)でも過ごせますが、夕方からは肌寒くなり上着は必要です。
また、朝晩は冷え込むのでダウンレベルの防寒対策が必要です。

注意点はこれ

山間部でのキャンプの場合、下手に山に入るとヘビに遭遇する可能性があります。
キャンプ場内であればほとんど問題ありませんが、場内から出て山に入るのは控えておいた方がいいです。

子供の遊び

虫も増えてくるので、虫好きな子供にはぴったりの季節ですが、
虫嫌いなママは避けたい時期かもしれません(笑)

でも虫といっても、日中がメインで、夜はそれほどでもないので
あまり心配しなくても大丈夫です。

クーラーBOXは必要?

20℃くらいの気温になる日もありますが、
一日をトータルすると平均15℃くらいの気温なので、
生もの以外は、特に神経質になって冷やす必要はないと思います。
常に日陰におくようにすれば大丈夫でしょう。

飲み物も、すでに冷えてるものを持参して日陰においておけば、
冷たいままでいけるはずです。

キンキンに冷えたビールが飲みたいという場合は、
クーラーBOXと氷が必要になりますが、そこまでこだわらないのであれば問題ありません。

肉、魚に関しては冷やしましょう。
3月の時と同じく、生ものだけなら量が少ないので、わざわざクーラーBOXを購入しなくても、
発砲スチロールBOXで代用OK。

発砲スチロールBOXですが、小さいものであれば100均にありますし、
少し大きなものがよければホームセンターで購入することもできます。

普段買い物に行くスーパーでもらうこともできます(ウチも以前はよくもらいにいってました)

クーラーBOXを購入するのもありですが、
ものが大きいだけに場所をとってしまいます。自宅にしっかり収納場所を確保できそうなら
購入もいいと思います。

ワンポイントアドバイス

陽も長くなり、18時ころまで明るい為、つい長く遊んでしまいがちですが、
夕方から一気に寒くなります。

寒くなってからお風呂や夕食の準備は大変ですし、
明るい内に何かと済ませておいた方がいいので、
16時には遊ぶのを切り上げて18時までにはお風呂も入っておいた方がいいでしょう。

 

5月のキャンプ

季節の特徴

最高気温 23〜26度 最低気温 15〜16度
日の出:4時半、日の入り:18時半

5月は気候もキャンプに適していることから、
多くのキャンパーがキャンプに出掛けます。
中でもGWは、一年の中でキャンプ場が最も込み合う時期の一つです。

日中は、半袖(長袖)一枚で過ごすことができます。
中には夏と間違うくらい気温が上がり、夏日(25℃以上)になることもそれほど珍しくありません。
雨も少なく、湿度も高くないのでかなり過ごしやすく、キャンプにピッタリの気候です

キャンプでの服装

日中は、半袖(長袖)一枚で過ごし、日陰に入ると軽く羽織るものがあれば十分でしょう。
でも夜はまだまだ冷えます。ダウンがあればOKですが、最低でもパーカーレベルの防寒対策は必要です。

注意点はこれ

ゴールデンウィーク中のキャンプ場は人で込み合います。
だから、もしこの時期にキャンプを考えてるなら早めの予約が必要です。

人気のキャンプ場だと、受付開始から数時間もあれば予約でイッパイになってしまいます。
ですので、連休にキャンプをするなら計画的に動く必要があります。

また予約方式ではなく、早い者勝ちのキャンプ場では、
遅く到着してしまうと、テントを張るスペースがなくなってしまいますので、
早めに行って、現地でチェックINの時間を待つくらいのつもりの方が確実でしょう。

連休中は人で込み合うので、ボール遊びは注意が必要です。
ボールが他のテントに転がっていくこともあり、他のキャンパーに迷惑になるかもしれません。

子供の遊び

気候的にはどんな外遊びも楽しめるでしょう。
日中はテントの中は太陽で暑くなっているので、
テントの外にいる時間の方が長くなるはずです。

夏日(25℃~)になると泳ぎたくなる場合もありますが、
気温は高くても川(海)の水はまだまだ冷たいです。
泳ぐことは厳しいでしょう。足をつける程度の水遊びならよく見かけます。

クーラーBOXは必要?

5月は食中毒も気になる時期ですし、
食材は冷やして管理しておきたいとこですが、
飲み物に関しては、常にキンキンに冷えたビールを飲みたいという人以外は、
そこまで気を使う必要はありません。

たとえ気温は高い日でも、日陰は静しく、寒く感じることもあります。
ですので、飲み物は日陰においておけば十分だと思います。

ワンポイントアドバイス

連休を利用してキャンプするなら、1泊2日ではなく、
せっかくなら2泊するのがおすすめ。初心者の人は何に対しても時間がかかりがち。
子連れなら尚更です。

朝到着して設営が終わるともうお昼。
昼食の準備して食べ終わって一息つくともう日が陰ってきます。
バタバタしてる間に夕方、夜と過ぎていき初日は終了。
翌日は朝食後には撤収なので、全然ゆっくりできないことがあります。

でも2泊だと、初日はバタバタしたとしても、二日目は設営はないので、
終日のんびりすることができます。子供と一緒に思いきり遊ぶこともできますし、
こだわりの料理に時間をかけてみるのもいいでしょう。

もし、時間が許すなら2泊してみてもいいと思います。

 

春キャンプで、あると安心なアイテム

鍛造ペグ

春は風が強いので、テントに付属している短いペグでは役不足。
太くて長くて頑丈なペグでしっかり固定する方が安心安全です。

ハンマー
長いペグを打ち込むなら、ハンマーもパワーが必要。
地面が固い時は、ハンマーが弱いと何度叩いてもペグが入っていきません。
ある程度パワーがあるハンマーが欲しいところです。
低温ボンベ
一般的なカセットボンベは、気温が低いと中のガスが気化しにくくなります(10℃~)5℃以下になるとほぼ使えません。低温ボンベだと低い気温でも使えるので、カセットコンロを使うなら、1~2本は欲しいところです。
湯たんぽ
あると寝る時が温かいです。お湯を沸かしてタンクに入れるスタンダードのものもあれば、タンクを直接に火にかけれる湯たんぽ、充電式の湯たんぽなど種類も様々。ペットボトルにお湯を入れるやり方もありますが、お湯が熱すぎると変形するのでそこは注意です。
どの湯たんぽも、袋に入れて使いましょう。直に肌に当てると低温火傷の危険性があります。
ホッカイロ
日中でも夜でも、思い立った時に使えるので便利です。
身体全体を暖めたい時には、カイロを脚の裏に入れるのがベスト。
(足裏は皮下脂肪がない場所で、血液が効率よく温められる為)

まとめ

いかがでしたか?

春はポカポカ陽気で過ごしやすく、
キャンプをするにはもってこいのシーズンです。
冬は子供が風邪を引いてしまうのではないかと不安になりますが、
春はそこまで心配する必要はないと思います。
ただ、朝晩はかなり冷え込むので防寒対策は忘れずに。

春は海や川で遊ぶのには、まだ水が冷たいので適していません。
ですので、子供の遊びを考慮するなら、
思いきり走り回れるような広場が広がっているようなキャンプ場がいいかもしれませんね。

 

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